こんにちは。店主のささやんです。
先月10月15日(金)と、今月の11月19日(金)に、足立区生涯学習センター様からご依頼をいただき、中央図書館で行われる講座「図書館おはなし会+姿勢、歩き方チェック」の講師をしてきました。
ちょいスポとは、
図書館をフィールドとして、読書に親しむ人が運動・スポーツにも「ちょっと親しんでいただく」ことがねらいです。主に子育て中の女性が、無理なく身体を動かせるプログラム等をご用意しました。
足立区生涯学習センターHPより引用
という足立区で行っている試み。
今回は「絵本の読み聞かせに来た親子」に運動機会を届けるという志向のプログラムでした。
そこで実際に開催した感想・反省点ですが、、、絵本の読み聞かせにきた親子は、絵本目的に来ているから関係性を築けない!という感覚でした。参加してくださったお母さんとお子さん、とっても素敵な親子でいい方ばかりだったのですが、そもそも姿勢について知りたくて参加されたわけではないので、こちらの話に意識は向いていないのであります。
これは完全に設計の問題であり、主催者側の課題かなとも思うわけですが(責任転嫁)
「誰かに何かを伝えたい」という気持ちが芽生えることは誰にでも自然にあるものだと思います。
しかしそこで一方的に情報を提供しようとしたところで、その情報は相手に届きません。
受け取る側がその情報を受け取る状態になければ、もちろん届かないのです。
準備ができていない場合には、準備が必要。
準備なく情報を届けたいならば仕掛けが必要。
運動習慣のない人に運動を届ける。その発想はとても素敵なのですが、やはり準備なきド直球は相手に響かないなぁと感じました。
短絡的なイベントや講座ではなく、練られた仕掛けや設計が必要なのであります。