こんにちは。ささやんです。
もうご存知の方もいるかもしれませんが、先日3月28日に・・・
ついに、駄菓子屋かしづきがオープン致しました!!
ということで、本日は駄菓子屋かしづきオープニングイベントの様子を記事にしていきたいと思います!
天気予報があやしい
「駄菓子屋やりたいな」という妄想を初めてしたのが、1年前か2年前、いや3年前か4年前だったかな?あまり覚えていません。
そこから「駄菓子屋やろう!」と本格的な構想を始めたのが数ヶ月前くらい。いや、1年経ってるっけ?経ってないか?あまり覚えていません。
つまり、厳密にいつからというのはあまり覚えていないのです。
いつからか分からないけど、漠然とやりたいことの1つのアイデアとしてあった駄菓子屋さん。
みんなの幼少期の想い出の1ページに刻まれている駄菓子屋さん!
そんな駄菓子屋への想いをついに形に変えてオープンする日が来たのであります!!
が、しかし・・・
オープン直前の3日間で、僕の天気予報へのアクセス回数は100回を超えていたと思います。閉じても10分後にはアクセス。えぇ。分かっていますよ論理的に考えて無駄な行為だということは。しかし人間は情緒的に安心感を得たい生き物なのです。
10日間予報を見ていた3月18日頃からずーっと変わらず雨予報。安定の雨予報。巨人の菅野投手くらい安定して、毎日同じ状況をお伝えしてくれます。
「まぁまだ10日間あるし、そのうち変わるでしょうな・・」と当初は楽観的にスルメイカをしゃぶる余裕もありましたが、結局前日になっても雨予報は変わらず・・
ウェザーニュースだけでなく、Yahoo天気を確認しても、
あれ?何か悪いことしたっけ?
日頃の行いそんな悪かったっけ?
小学生の時に給食のレーズンをハンカチにくるんで持って帰ってきた罰が当たったのか?
くっさいオナラを教室でして騒動になった時に、知らん顔して友人に罪をなすりつけた罰があたったのか?
自分のこれまでの人生を振り返させられるほどに、僕の心は天気予報によって正気を失い始めました。
しかしそんな明らかに通常の精神状態ではない僕を見て不安に思ったのか、娘がコソコソと何かを作り始める・・
なんとてるてる坊主!愛おしい!!
そんな娘の優しさに
「日頃の行いなんて関係ない」
「関係のないものを過去と関連づけてないで、目の前のことを考えねば!」
「そもそも関係ないものを関連づけるのは洗脳のソレと一緒だ!娘が僕をそんな状況から救ってくれた!」
と正気を取り戻せました◎
オープン当日
「よしっ!まだ雨も降っていないから準備に取り掛かろう!」
と家を出た瞬間から雨がポツポツ!(本当に家を出た瞬間から降り始めた)
前日寝る直前に正気を取り戻したものの、このタイミングで降られるとまた余計なことを考えてしまうのが人間という生き物。やっぱり日頃の行いがあまりよろしくないザンスね。ザンスってなんザンスか?
雨に濡れまいと自転車で急いで向かうも、雨は一気に勢いを増して、予報を上回るような強雨!いや、豪雨!!おかげさまで割と新品の靴がびしょびしょになりました。
ここまで強い雨だと、もう悪あがきはよそう。
現実を受け入れた店主は、これまでになかったシミュレーションを頭に思い浮かべます。
「暇すぎたらインスタLIVEでもして状況を配信しようか」
「jcomさんの取材へのコメントは、、”雨降って地固まる”と言いますし〜とか言えばいいか」
「のぼりが雨でびしょびしょになったらどこで乾かせばいいんだ?」
脳内は完全に雨天時のシミュレーションモード。
「風も強いし駄菓子が濡れたらどうしようか」
「今後もこういう天気は予想される。何か雨よけを準備しなければ」
「来てくれた人が雨に濡れていたらタオルを渡したいけど、準備してないじゃないか!」
しかし、そんな雨天シミュレーションモードの僕の心配をよそに、準備を進める中で開店時間が近づくと・・
なんと、、雨があがったあ奇跡!!強運!!ラッキー!
やっぱり日頃の行いですな。←
そしてオープン時間の13時になると続々と来場される方々が!(準備がドタバタで5分ほどお待たせしてしまいましたが)
娘のてるてる坊主効果なのか、僕の日頃の行いが良かったのか、過去の過ちを神様が許してくれたのか、気圧と気流の気まぐれなのは分かりませんが、雨も13時直前にあがってから、その後はずっと降られず!
子どもたちのキラキラした眼差しと、来場者の皆さんの笑顔が終始溢れる3時間に。
僕自身も本当に楽しい時間でした。(しかし来場者の方々には手際が悪くお待たせしてばかりでご迷惑をおかけしました)
値段をまだ把握しきれていないポンコツ店主は外での案内と来場者への挨拶を。
駄菓子の知識が豊富で値段把握も完璧な女将が会計という、圧倒的に負荷の大きな仕事を女将に任せます。
さて、先程の写真で皆さんは何か違和感を感じませんでしたか?
えっ、分からない??
それではもう一度
お分かりいただけたでしょうか?
駄菓子屋にヒッソリと馴染んでいるあのお方。
聖なる父、サイババ!!
こちらのサイババ特大ポスターは、店主と仲良しの友人、合同会社Spotlightの代表取締役社長で、世界一周500人の施術経験がある世界のカキザワこと柿澤健太郎さんからの差し入れです!
このありがた迷惑ない差し入れも店頭に並べたところ、商品棚を眺める方々から
「なんでサイババ?」
「これ売ってるのかな?」
「ん?お菓子が中に入ってるのか?」
という中等度の混乱を招いてしまいましたが、1枚売れたので良しとします!(売れたんかい!)
そんな感じで、サイババの差し入れの他にも、↑画像に写っていますが、お花のプレゼントや寄付金なども頂戴しました。
本当に多くの方々の応援が心に響きます!
そんな感じで来場者も近隣の方から遠方の方まで、本当に多くの方々に来ていただけ、終始ずっと活気のあるイベントとなりました。
手形バッグに至っては17枚の世界で一つだけの作品が生まれました。担当のクマゾーくん(NPO法人presents副代表)
34歳のおじさん一人でトートバッグ作りの進行、凄いです。。
休む間もなく動き続けてくれたNPO法人presentsのスタッフ、そしてコミュニティーホームy-ベースのスタッフの皆様のご尽力により、本当に沢山の子どもたちの笑顔と保護者の方々との交流が生まれたイベントになりました!
駄菓子屋で目指す姿
駄菓子屋を運営しようと思ったキッカケについてはこれまでにも少し紹介していますが・・
一言で言えば「子どもが健やかに育ってほしい」ということです。
そのために大切になるのが「子どもにとって安心・安全を感じれる存在(場所)」であると考えています。
その機能は基本的には親である場合が多いと思いますが、家庭機能不全などがある場合、そのような状況にはないということも実際にあります。
僕らはそういった子どもにとっても一人で安心して来れる場所を作っていきたいのです(もちろん全ての子どもが安心して来れる場所であります)
また育児不安がある保護者の方々にとって気軽に相談できる場として存在し、少しでも気持ちが楽になれる関わりをしていきたいと考えています。
オープニングイベントでは、子どもの初めての買い物を見守る保護者と、不安そうに、でも目を輝かせて商品を選ぶ子どもたちの姿が見られました。
こういった体験は本当に子どもの成長にとってかけがえのない大切なものだと考えています。
駄菓子を通じた社会との関わり。地域の大人とのコミュニケーション。それらを通じて「この場所はいつでも自分を受け入れてくれる」という安全基地になれるように、駄菓子屋かしづきを足立区で育てていきたいなと考えています。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します!!
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