駄菓子屋だからこそお伝えしたい『虫歯の予防法』

子どもの発達

こんにちは。ささやんです。

いきなりですが、皆さんは虫歯になったことありますか?

私は小学生の頃は虫歯も多く、歯医者さんでは治療が怖くて泣き叫ぶあまり、バスタオルでぐるぐる巻きに縛りつけられた経験があります(今じゃ中々考えられないですよね)

そんな私も中学生以降は虫歯になりにくくなり、歯科検診で引っかかったことは中学・高校と1度もありませんでした。

なぜ急にそんな変化が!?その理由は断言はできませんが、おそらく「ほとんどジュースを飲まなくなったから」ではないかと勝手に思っています。(それだけじゃないでしょうけど)中学生くらいになりスポーツにも力を入れ始めて清涼飲料水をほとんど飲まなくなったのでありました。

ということで、本日は駄菓子屋だからこそお伝えしたい「虫歯の予防について」です!

 

虫歯の原因

皆さん、虫歯ってなぜできるか知っていますか?

口の中の細菌が歯を食べるからできる?

ノーノー!!そんな恐ろしい細菌はいません!

甘いものばかり食べていたらできる?

イエッス!!!その通りなのでっす!!

虫歯は糖質を摂取することが原因の一つと言われています。

と言っても、普通にみんな糖質摂取してますよね。じゃなきゃ生きるエネルギーを得られません!

糖質を摂取すると口の中では細菌が酸を作りだします。この酸によって歯のミネラル成分が溶けてしまうのが虫歯の原因!

通常であれば、唾液の成分により口の中の酸は一定時間で元通りになります。つまり普通に食事をしているくらいでは虫歯にはなりにくいのです。

では、どういう条件だと虫歯になりやすいのか??

それは糖質の摂取頻度が多い人!!

一度に摂取する量ではなく、その頻度が問題なのですね。つまり口の中が酸性になっている時間を減らすことが大切です!!

なので「飴をよく舐める」「ちょこちょこお菓子を食べちゃう」「ジュースをよく飲む」という人は注意!

そういう人は口の中が酸性に傾く時間が長くなりやすく、歯のミネラルが溶けやすい条件になってしまっているわけです。

では虫歯を予防するにはどうしたらいいのでしょうか!?

 

虫歯の予防

①糖質の摂取頻度を減らそう

もう今までの話でなんとなくイメージもつくかと思いますが、大切なのは頻度!

なのでお菓子を食べるときはちょこちょこ食べない。ダラダラ食べない。時間を決めてビシッと食べる!これが大切なのですね。

ジュースも同じ。ペットボトルの清涼飲料水を持ち歩いて水分補給をすれば、その度に口の中は酸性に傾き歯のミネラルが溶けやすくなります!なのでペットボトルは水とか無糖のお茶がオススメ!

駄菓子屋の立場からすれば、駄菓子のメリットは「美味しい」「楽しい」「ワクワクする」「子どもが自分で気軽に買える経験になる」「地域の大人との繋がりができる」などなど、山ほどあります。

しかしデメリットとして、こうした「虫歯になりやすい」「お菓子食べすぎてご飯が食べれない」「栄養価が低い」などもありますよね。

なんでもそうですが、メリットとデメリットが存在しますからそれらを天秤にかけること。デメリットを減らせる工夫をすることは大切だと思います!

 

②まめな歯ブラシの習慣を!

先ほど、糖質が虫歯の原因となると言いましたが、糖質摂取により細菌が酸を作り出すことで歯のミネラルが溶け出しやすくなります。なので細菌を減らすためのケアももちろん大切です!

細菌は歯垢(プラーク)の中に多く潜んでいると言われており、そのプラークを除去することが大切。
なので歯磨きはもちろん、歯と歯の間の歯垢を落とすにはフロスもできた方がベター!

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日本はアメリカと比べてフロス習慣が浸透していないと言われていますが、フロスを使うことで歯と歯の間の歯垢除去率がグンと上がってくるので毎日やりたいところ!

特に口の中が酸性に傾きやすい「食後」や「おやつを食べた後」
そして唾液の分泌が少なくなる就寝前には、歯ブラシとフロスをすることが大切なのですね。

 

③フッ化物入りの歯磨き粉はどうする?

もう一つ、虫歯の予防で大切と言われるのが「フッ素」とよく言われますよね。

フッ素が虫歯に効く理由は、歯から溶け出したミネラルが再び歯に沈着するのを助けたり、また歯のエナメル室を強化することなどが分かっています。

フッ素は単体だと非常に強力な毒物であることが分かっています。そのためよく「フッ素入りの歯磨き粉は危険!」「フッ素コーティングされたフライパンは危険!」などの情報も出回っています。

しかしフッ素は単体で存在することはほとんどなく、私たちの身の回り(飲水や食べ物)にもフッ化物として当たり前に存在しているのです。

フッ化物とフッ素は全く異なるもの。特に歯磨き粉に含まれるフッ化物は非常に少量であり、チューブごと飲み込むなどのことをしなければ安全性が確保されています。(もし少量で危険なら、すでに健康被害が多く報告されているはずです)

これは添加物でも農薬でも、そして自然の食品でもそうですが、毒になるかならないかは量で決まる!ということを覚えておいてください!(例えばジャガイモにはソラニンという毒物が含まれますが、大量に食べなければ問題ないのですね)

添加物やフッ素などの人工物を怖いものだと思う方もいるかもしれませんが、ジャガイモのソラニンは50mg摂取すると死ぬ可能性があると言われています(皮を剥いたイモには46mg/kg含有)

先ほどもお伝えしましたが、何にでもメリットとデメリットがあります。デメリットを減らす工夫をしながら天秤にかけて選択するのが良いのではないでしょうか?

少し話が逸れてしまいましたが、まとめると・・・

虫歯の予防には

①口の中を酸性に傾ける時間を減らす(糖の摂取頻度を減らす)

②歯ブラシとフロスの習慣を

③フッ化物入りの歯磨き粉を使う

のがまずは大切なことなのです。

 

おまけ

子どものうちは中々歯ブラシも真面目に取り組めなかったりするもの。

我が家では私たち親もそうしているのですが、「鏡を見ながら丁寧に磨く」を心がけています。そうすると子どもたちもマネしたがって鏡を見ながら磨く習慣がついたりします。

また最近では歯磨きアプリなるものもあり、子どもが楽しくゲーム感覚で歯磨き習慣を作るのにも良さそうだなと感じています。我が家もポケモンの歯磨きゲームを取り入れています◎

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