幸せな脳を作る時間に

かしづきの日常

こんにちは。ささやんです。

昔から「マジメなのかふざけてるのか分からない」とよく言われて育ってきました。本人からすると、「マジメにふざけてるんです!!」と言ったところ。なのでマジメでもあり、ふざけています。

しかし子どもの頃は下品なおふざけも許される感じがありましたが、大人になると上品にふざける必要があります。それが大人の品性と呼ばれるものなのでしょうが、これが絶妙にムズい!!

今後もマジメにふざけるという、「笑いながら怒る人」のような器用さを探究していきたいと思います。

さて、マジメな話ですが最近は結構勉強も忙しくしております。現在オンデマンド配信で参加されている第124回日本小児科学会を視聴したり、9月の公認心理師試験の勉強をしたり、12月の認定理学療法士(健康増進・参加)試験に向けた学習をしたりと、インプットしすぎて中々HPの記事を更新する余裕がありません。(言い訳)

学会では非常に有益な知見も学べましたので、また記事などを通じて皆様にもご紹介できればと思っています。じゃないと溜め込みすぎて糞詰まりしそう。

 

さて、前置きが散々長くなりしたが本題です。

駄菓子屋かしづきは日々少しずつ色々な方々に認知していただくことができ、クチコミから沢山の方々に来ていただけるようになりました。

また開店時からリピートして来てくれる子どもたちや親御さん、成人の方から高齢者もいたりと、少しずつですが地域の顔見知りが増えてきたように思えます◎

先日の営業日も終始お客さんに来ていただき、かしづきは賑やかな場となっております(マスクの着用や手指消毒にご協力いただきありがとうございます)

開店して2ヶ月。

多くのお子さんや親御さんを見てきていつも感じることがあります。

それは「子どもが真剣な顔でお菓子を選んでいる」ということ。そして、その真剣な表情と買い終わった後の嬉しそうな表情を見て、この場所でのこの時間は非常に価値のあるものなのだなと思うのです。

 

自己決定と幸福

多くの親御さんは子どもに幸せになって欲しいと願っていると思います。

西村らによって行われた幸福度に関する研究(Nishimura.at et al.2019)によると【幸福度を決める要因】には以下の順で幸福感との関わりが強いと報告されています。

  1. 健康
  2. 人間関係
  3. 自己決定
  4. 所得
  5. 学歴

ここで注目したいのが3つ目にある「自己決定」です。
先ほども書きましたが、駄菓子屋での日常は、子どもにとっての「自己決定」の機会となっていると言えるのではないでしょうか。

駄菓子を選ぶというほんの些細な出来事かもしれませんが、幼少期からのこうした経験の積み重ねが子どもにとって「自分で考えて決める力」を養っていきます。そしてそれが成長した先の自己決定力・幸福を感じられる人生に繋がっていくのだと思います。

駄菓子屋かしづきは小さなお店ですが、駄菓子の種類も多すぎず少なすぎずで、子どもが自ら洗濯して決定するのに程よい負荷量かなと思っています。

時間帯によって混み合うこともありますが、一人ひとりのお子さんがゆっくり時間をかけて自ら決定する経験を積める場として存在していきたいと願っています。

ぜひご来店した際は、時間を気にせずゆっくりとお子さんが自ら選ぶ経験をしてもらえたらなと思っています。

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