猫背は本当に悪いのか?〜猫背矯正はやめた方が良い理由〜

子どもの発達

こんにちは。足立区加平の駄菓子屋かしづき店主、ささやんです。

いきなりですが、みなさんは「姿勢が悪いね」と言われたことはありませんか?
「いや、そんな言われないし!」という人もいらっしゃると存じますが、「うちの子の姿勢が気になる」という人は少なくないかもしれません。そういった相談をよく聞きますし、整形外科に受診する子の保護者の方からも相談をよく受けます。

確かに最近は街中でも背中を丸くしてゲームに熱中しているお子さんをよく見かける気がします。
が、それは統計をとった訳ではないので自分のバイアスかもしれません。

このような姿勢の子、よく見かけますよね

確かに猫背も程度が強いと気になりますよね。
しかし「背中ピンとしなさい!」と言った声かけや、猫背矯正ベルトのような商品を着用するのは効果がないどころか、デメリットの方が大きい可能性もあると感じています。

なぜなら、猫背は結果的になっているだけの現象だから!
暑いから服を脱いだのに「着てなさい!」と言われたら「なんでやねん!!」と思いますよね?
それと同じで、何かしらの原因があっての猫背。「背筋伸ばしなさい!」と言われたら「なんでやねん!!」なんですよ。

ということで、なぜ猫背になってしまうのか?という根本的な理由に目を向けてを解説していきます。

 

猫背になる理由

そもそもなぜ猫背になるのでしょうか?
猫背の原因はなんなのでしょうか?

猫背にも実は色々な要因があるんですね

例えば、みなさんは常に背筋をピンとしていますか?
そんなことはないですよね。姿勢が崩れる時もあります。

・仕事で一息つきたい時⇨猫背の方が楽だし
・ソファーに座っているとき⇨お尻も沈むから丸まるよね
・熱中して何かを見ている時⇨ついつい前のめりになるよね

そんなことから想像できるのは
・猫背って楽チンなんだな!
・その時の環境によっても変わりそう!
・目をよく使うと前のめりになりやすいのかも!?

環境に適応して自分自身の姿勢を変えられるのは素晴らしい能力!
また目を沢山使うのも良いことですよね!

そうです。猫背になること自体は誰もが経験しますし、それが悪いことだとは思いません。
大事なのは、「そればかりになっているのはどうかな?」ということ!

・緊張している時間が皆無で四六時中リラックスしっぱなし
・ソファーにずーっと座っている
・一日中目を使う仕事やゲームばかりしている

そんな風に生活の中で変化がないと、姿勢の変化も起こりにくいもの。
それがつまり「猫背≒姿勢が悪い」と言われるものの正体です。
バリエーションが減ってしまうことがカラダにとっては良くないのですよね。

 

猫背は悪いのか?

今述べたように、猫背が悪いというよりは「その状態でしかいられないこと」に課題があると考えられます。なので「猫背=悪い」と私は思いません。

こちらの写真をご覧ください。

画像引用:Lionel Messi of Argentina argues during a 2014 World Cup qualifying soccer match against Colombia in Buenos Aires, June 7, 2013. REUTERS/Marcos Brindicci (ARGENTINA – Tags: SPORT SOCCER)

こちらは超一流サッカー選手のメッシですね!メッシ選手の姿勢、お世辞にも教科書的な「良い姿勢」とは思えないのではないでしょうか。

しかしメッシ選手は私たち一般ピーポーの何億倍もハイパフォーマンスを発揮できる(何億倍もお金も稼いでいる)素晴らしい逸材です。

ここからも考えられるのは、猫背そのものが悪いのではなく猫背でしかいられないということが問題になることが多いのです。そして、それって「姿勢の問題」ではなく「環境の課題」もしくは「運動機能の課題」なのではないでしょうか?

冒頭にも述べたように姿勢というのは結果的に起きている現象のようなもの。その構成要因となっている「運動機能」や「環境」に目を向けること、そして四六時中同じ状態でい続けないよう、様々な運動経験を通し、継続してコツコツと動き続けることが大切なのではないかと思うのです。

姿勢改善ワークショップ

そこでですね。。

駄菓子屋かしづきでは毎月イベント開催を企画しておりますが、今月のイベントはコチラです

1枚目の靴の講座は女将が講師を担当します。

そして2枚目の姿勢の講座は私、ささやんが担当します。

私自身も普段の整形外科の臨床現場では「姿勢」をよく確認しますし、ここに関しては色々とお伝えできることがあると思うので、今回のテーマとしました。(もうこの記事にも思うところを少し書きましたが)

みなさん「良い姿勢」ってどんな姿勢だと思いますか?

私の思う「良い姿勢」というのは、必要最小限のエネルギーで効率よく保持できる姿勢だと思っております。
そしてそのために必要なのが「背骨を支える力」になります。

背骨を支える力とは、一般的には「コア」とか「体幹」と言われたりしますが、実際にはそんな限局された単純なものではなく、広範な筋肉、神経活動、感覚などが統合されて発揮されるものです。

今回はそんな複雑な能力を、できるだけ簡単に「赤ちゃんの発達」に沿ってお伝えできればと思っております。
前半部分に書いた「運動機能の課題」というところですね。

30分間の短い講座なので、気楽な気持ちでぜひご参加いただけたらと思っております。

詳細・申込は当HPのEVENTから

7月18日 〜夏休みにカラダ改革!子どもの姿勢改善講座〜

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