学校支援員としても働きます

子どもの発達

こんにちは。ささやんです。

先日は大雪が降りましたね。みなさん怪我などはありませんか?
整形外科には転倒した患者さんも何名か来ましたよ・・

我が家では雪の中、子どもたちと雪だるまを作ってきました!

子どもたちと女将が作った可愛い雪だるま

店主が作った木陰で休む先輩だるま

「遠くから見ると怖い」という意見もありましたが、私はこういった「なんか変な雪だるまがある!」という経験を地域の子どもたちに創り出しているのです!(自己正当化!?)

この雪だるまを見た子どもの心に「なんでもありなんだな!」「自由に自分が作りたいものを作ればいいんだ!」という気持ちが芽生えて、そのために創意工夫できる子どもたちが増えていくことを願っておりますw

 

さて、急に話が変わります。

個人的なことですが、この度とある学校で支援員として働き始めることになりました。
と言っても、常勤での勤務はこれまで通り整形外科クリニックで理学療法士で働き続けますが・・

クリニックの休みの日を使って、スクールアシスタントの仕事も始めさせていただくことになりました。

スクールアシスタントという仕事を知ったのは、女将から話を聞いたことがきっかけ。女将もずっと前から子どもの支援に関わりたいとずっと考えており、その中で足立区がスクールアシスタントを募集していることを知り応募して、昨夏から働いています。

スクールアシスタントがどんな仕事かというのは、私自身はまだ働いていないので実感としてはわかりませんが、調べた内容や妻からの話を聞いた感じでは

・個別支援を必要としている子どものサポートをする仕事
・支援を必要としている子を基本的には担当して、声かけや見守りをする(学習支援などではない)
・支援を必要とする子は特性も様々で、困難と感じる場面も異なる
・身体的支援から情緒的な支援まで、必要とされるサポートは多岐にわたる(専門的関わりではない)

というイメージです。

こうして言語化して列挙すると、とてもシンプルではあります。
ただ言語化とは多くのものを削ぎ落として抽象的に表現するので、その実態はきっと複雑で様々なストーリーがあるのだと考えています。

日頃から臨床現場でも対人支援の仕事を業にしていますが、対人支援というのは非常に奥が深いものです。
例えば何人かの患者さんが「もう治らないよね?」と言ってきたとします。そこでの私の返答に正解はありません。相手によって異なるのです。「いやいや、諦めないでまだ良くなりますよ!」と答えることもありますし、「そうですね。なので症状とうまく付き合っていくのが大切ですね」と答えることもあります。

それは病態によって変わるというのも勿論あるのですが、それだけでなく相手のストーリーによって変わるものです。今の症状が、相手のどのようなストーリーの中で、どのような位置付けなのか?それによって私は関わり方、声かけ、態度を変えていく必要があるのです。いや、必要があるというよりも、相手のストーリーに入り込めれば自然とそう振る舞うしかなくなるのです。

この「相手のストーリーに入り込む」というのは、中々難しく感じるかもしれません。頭の中で生きていれば、相手のストーリーに入り込めません。相手のストーリーに入り込む際に知識は必要ありません。むしろ知識が足枷となることもあるでしょう。私も「入り込めたかな」と感じれることもありますが、うまく関係が築けないなと感じる場面もまだまだあります。入り込めたと感じる場面というのは、そお時に相手の表情が変わるものです。

対人支援の仕事は非常にやりがいがあると同時に、責任も大きな仕事です。「私」の振る舞いが、目の前の「あなた」のストーリーに良くも悪くも影響していく可能性があります。

臨床現場では患者さんと、そして学校現場では関わる子どもたちと、相手のストーリーに入り込んで自身の振る舞いが創出されるように関係性を構築していきたいと考えています。

そして相手のストーリーに「より良い影響」を与えられるように、精一杯向き合っていきたいなと考えております。勿論知識も必要ですので、勉強もこれからさらに幅を広げて取り組んでいきたいと考えてお入り

 

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