こんにちは。店主のささやんです。
『地域で子どもを育てる』
これは私が駄菓子屋かしづきを通して取り組みたいテーマなのですが、足立区には以前から素晴らしい活動をされている方々が多くいらっしゃいます。
その中でも私が足立区に引っ越してきてすぐに知った団体が「コミュニティkoen」さん。
代表の山本さんとはまだ一度しかお会いしたことがありませんが、活動目的や想いなどは共感することが沢山ありますし色々と地域密着のコミュニティを作られていたりとエネルギーに満ち溢れた方です。
またもう一人、足立区に引っ越してきた時から密かにファンだった方がいます。全學寺副住職の大島さん。
大島さんのことは、無料のコーヒースタンドをしている面白いまちづくりをしている方がいると聞いて知ったのですが、その後もトネリライナーノーツというメディアを立ち上げて編集長をされていたりと、本当に地域を巻き込む仕掛けが素晴らしい人だと密かに憧れておりました。
「子どもを地域で育てる」
それは子どもの貧困問題や格差問題を乗り越えていくために必要不可欠なものだと思っております。
「貧困問題」「格差問題」と言われると、政治の仕事であり私たちにはどうすることもできない課題であると感じてしまうかもしれませんが、そうでない側面も多分にあるのです。
例えば、近所の子を見守る。地域で知っている顔が増える。そんな些細なことであっても、子どもの心の発達にはとても大きな影響があるものです。
格差による問題の最たるものは「機会の不平等」という以上に、そこから派生する二次的な心の発達への影響が大きいと考えています。
「自分の将来に希望が持てない」
「誰も自分のことなんて気にしていない」
そんな状況に陥ってしまうことが、格差の影響を強大なものにしてしまうのではないでしょうか。
私は地域の大人にできることって沢山あると考えています。
私たち駄菓子屋かしづきの活動も、子どもとの何気ない交流の場になれればという想いでスタートをしました。
そして冒頭で紹介しました、koenの山本さんや全學寺の大島さんが取り組んでいるプロジェクト「にぎりむすび」も、地域の大人と子どもの交流の創出、子どもたちに「おにぎり」を通じて皆一人ひとりが大人にとって大切な宝であるというメッセージを伝えているのではないかと思うのです。
そのにぎりむすびプロジェクトが、現在クラウドファンディングを開始しました。
駄菓子屋をしていても感じますが、こういった活動を長く続けるにはかなり経済的に厳しい側面もあります。(だから誰もやらないのです)
私自身はこの活動は長く続けていく価値があると思いますし、純粋に応援したいと思うので現在こうして記事を書いて紹介させていただいております。
ぜひプロジェクトの内容を読んでいただき、応援したいという気持ちのある方はご支援のほどよろしくお願い致します。
↓↓↓