こどもの日〜児童福祉週間がはじまります〜

かしづきの日常

こんにちは。ささやんです。

本日5月5日はこどもの日です!
また本日から5月11日までの1週間は児童福祉週間と定められています!(厚労省HP)皆さんご存知でしたか!?(私は知りませんでした)

児童福祉週間とは?
児童福祉週間とは厚労省や社会福祉協議会、児童育成協会らが中心となって、子どもや家庭、子どもの健やかな成長について国民全体で考えることを目的に、また児童福祉の理念の普及・啓発のために毎年この期間にポスターやチラシでの啓蒙、また各イベントなど(今年はコロナ禍で厳しい状況ですが)取り組みがなされている1週間なのです。

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今年の児童福祉週間の標語は【あたたかい ことばがつなぐ こころのわ】とのこと。

実施要項によると、児童福祉週間に行われる運動が
①児童福祉の理念の普及
②家庭における親子のふれあい促進
③地域における児童健全育成活動の促進
④児童虐待への適切な対応
⑤母と子の健康づくりの推進
⑥多様化する保育需要等への対応
⑦障害のある子ども等に対する理解の促進
とのことなので、私たち駄菓子屋かしづきも、今週はこれらの啓蒙活動に少しでも寄与できるように情報発信をしていきたいなと考えております!

この標語の「あたたい ことばがつなぐ こころのわ」ってすごく素敵ですよね。
言葉って本当に些細なことでも、それが時に誰かの心をふと軽くしたり、また誰かを傷つけてしまうもの。

私たちも医療現場で10年以上働いてきて、言葉の選び方は丁寧にというのを気をつけています。それでもまだまだ配慮が足りなかったと反省することばかりですが。。

医療の世界は非常にその辺りを大切にしています。昨今はSNSなども普及して、様々な情報が流れてきますが、デマ情報の中には言葉を大切にしていないものが多々あると感じます。

例えば「ワクチンを摂取して重大な副反応が出たケースがある」とします。その情報が拡散されて「ワクチン怖い!」「人口削減計画」などの噂が流れています。

そこは本来ならば、前提条件も言語化する必要があるのですね。
副反応が出た方がどういった状況であったのか?
どのような背景がある方なのか?
そういった例は過去にもなかったのか?
他のワクチンと比較して発生率はどれくらいなのか?
など。

言葉は丁寧に扱わなければ、誰かを傷つけてしまうことも少なくありません。医療職だと(それ以外の仕事でも対人の仕事だとあると思いますが)ラポール形成が大切であると言われます。そのラポール形成のための技術として、共感することが大切だと言われます。

しかし、私たち人間は本当の意味で他者と共感することなどできるのでしょうか?

私は、他者と共感することは不可能だと思います。
だからこそ、丁寧に言葉を選びながら、目の前の相手のことを少しでも知れるようにコミュニケーションを図っていくのです。

この児童福祉週間の標語「あたたい ことばがつなぐ こころのわ」をきっかけに、私たち一人一人が丁寧に言葉を選び、あたたかい言葉が溢れる社会になればいいなと思います。

 

〜おまけ〜
なぜこどもの日は鯉のぼり?

こどもの日の代名詞といえば鯉のぼり!なぜこどもの日に鯉のぼりなのでしょうか?
鯉というのは皆さんもご存知の通り、清流でなくとも池や沼でも生きることのできる強靭な生命力があります。

鯉のぼりは、そんな鯉のようにどのような環境であっても、立派に健やかに成長できるように!というこどもの成長に対する願いを込めて飾られるようになったと言われているそうです。素敵なお話ですよね!

私たちも、世界中のこどもたちの健やかな成長を願いつつ、半径5m以内のこどもたちのためにできることをコツコツやっていこうと思っております。

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